独歩

関西の大学生が自分のことを適当に書き記します。

研究室訪問のあれこれ

はじめまして。以前使っていたブログが使えなくなったので新しくブログを作成した淡島です。

いきなりですが、春休み期間中に4つほど研究室訪問をして、様々な知見が得られたからそれをブログにつらつらと書き出していこうと思う。


1.F研究室

初めて訪問した研究室。研究室訪問の時間を間違えてどえらい目に遭うかと思ったが、謝罪して事なきを得た。ここは食品をメインテーマに掲げているものの、実際は研究内容の性質上製薬に強いということが分かった。


2.M研究室

次に訪問した研究室。しかしここでも思わぬ失敗をしてしまう…

まさかの質問内容を同じ建物にある同じ苗字の他の教授の研究室のホームページを見て作ってしまったのだ…

どういうことか。

研究室の研究内容を調べるときに「O大学 M研究室」と調べて一番上に出てきたページを開いて質問内容を考えたのはいいものの、建物内の案内板を見たときに気づいたのだ…

「あれ?俺違う研究室のページ見て質問考えてたんじゃねーの?」

何をやってるんだって?まさかこんなトラップがあるとは思わないじゃないか…

ちなみにこの時は直前に頭をフル回転させて質問を考えたぞ。教授も丁寧にスライド付きで解説してくださったから聞きたいことがもりもり沢山思いついたぞ。ありがたや…

ちなみにこの訪問で自分の卒業研究に対する認識が大きく変わった。

教授の言葉を借りるなら、
「『研究』とはっ!!焼肉であるっ!!学部生の『研究』とはっ!!只の焼肉であるっ!!しかし!本来の『研究』とはっ!!まだ誰も焼いたことのない肉を!焼くことであるっ!」

簡単な話、先人がやってきたことに少しでも新しい部分を付け足せたらそれはれっきとした研究ということだ。

実は23年度の前期の総合英語の授業で教わった内容にも関わらず、あまりよく分かっていなかった。そこは反省点だ。

さらに面白い話を聞けた。

「自分の目や耳で情報を集め!判断するのだっっッ!!」

要は一次情報を積極的に集めて物事を判断しろということだ。
これ、何気に今の時代においてとても重要な行動ではないかと思う。
インターネットしかり、SNSしかり、chatGPTしかり、GPT-4しかり、情報を集める「だけ」ならさほど労力はかからない。

だがしかし、その情報はほとんどが「三次情報」でしかない。

別にどうでもいいことを調べる分にはそんなことは全く構わない。芸能人の誰が不倫しただの、ガーシーがどうなっただの、新規実装されたゲームキャラの誰が強いだの、誰かが魚を生き返らせるネタ動画を上げようだの、そんなもの本当かどうかなんぞ知ったこっちゃないしそもそもどうでもいいのだ。

だが、調べる内容が進学先の大学についてや配属される研究室について、あるいは履修した授業の単位の取りやすさに関してなら話が変わってくる。

三次情報のような真偽が曖昧な適当な情報を参考にするわけにはいかんのだ。こっちは人生を、自分のリソースのすべてを、自分の命を賭けている。そんな重要な決断にインターネットやSNSといったごみ溜めから見つけた情報やchatGPTやらGPT-4が示してきた確率的、そしてベクトル的な言葉の羅列を当てにすることはできない。

結局、自分自身で動くしかないよな、と強く思った。


3.S研究室

この時の訪問では特筆することはなかった。研究内容にとても興味を惹かれた。


4.もう一つのF研究室

実はこの研究室で聞いてきたことが今回の記事のメインだ。
私が研究室を見せてくれないか?と尋ねると、

「どこを見たいの?」「なぜそこを見たいの?」

やめてくれ先生…俺はそこまで深く考えてなかったんだ…!
そして攻撃?は続く。私が「実験設備とかを見てみたいです」というと、

「君は研究室に入って何をしたいの?」

先生…アンタ……それは禁止カードだぜ…
とにかく、ごまかしても仕方ないので正直に言った。

「実は特に決まってないんですよね…」

「なら何をしたいかきちんと決めた方がいいんじゃないの?」
「うちの学科の特性上、何をしたいのか決められない人がたくさんいるし、さらにみんな横の人たちを気にしすぎて横並びになっちゃうしさ。」
「自分の決断に責任を持ちたくないのかなあ」
「実際卒論を書くときまでどういう職業に就きたいのか決めてない人も多いのよ」

とても驚いた。とても衝撃を受けた。
まさかそんなことが…
みんなあんなに優秀なのにどうして…

私はショックだったが、しかし違う意味で希望を持てた。
「俺は、少しだが前に進めている」

自分で言うのもなんだが、私は自分の決断に責任を持てていると思う。
選択はどのみちしなければならないし、それならば自分にとって望ましい、都合のいい、有益な選択をした方がいいと思っている。
その意味で私は、この言葉を胸に今日からいろいろと行動をしていきたいと思う。

5.まとめ

元々インスタグラムの大学院に関する投稿を見かけて「よっしゃ!してみよ!」的なノリでしてみたのだが、まさかここまで得られるものがたくさんあるとは思わなかった。
このブログを見ている諸君、今すぐに動こう。以上。